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なぜ君は絶望と闘えたのか

¥1,365
新潮社

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少年法と死刑廃止運動の絶滅のために
理不尽極まる少年法と、その罪責に比して軽きに失する量刑で成り立ってきた日本の司法制度そのものを向こうに回して闘った本村洋氏を追い続けた貴重な記録。
理不尽に人を殺めた者はその生命をもって処断されることは当然。その当たり前のことが長らく守られなかった日本社会の繁栄は、本村氏のほか、それ以前にも存在した犯罪被害者の声なき声をときに無視し、ときに嘲笑することで成り立ってきたことに改めて思い至る。幸いにして、日本社会は社会の破壊者と呼ぶべき死刑廃止論者を駆逐できるあと一歩のところまでこぎつけた。キリスト教的価値観の跋扈する欧州による、国連を利用した死刑廃止圧力をはね退けるために、多くの人に本書が読まれ、その足跡を追って欲しいと願うものである。
2008-11-15
考えさせられる内容
読み進めていくにしたがって、最初は被害者と同じ怒りや憎しみの感情なのが、次第にそれだけでない感情に移行していく、、、。
エピローグでの筆者と加害者との面会の場面での加害者の言葉がどういうことか考えさせられる。
2008-11-11
もっとも考えさせられた書籍
 ものすごく重い本です。重いといっても重量ではなく内容に深みがあり、重圧感があるということです。

 有名な事件に関する書籍ですので概要はみなさんご存じだと思います。本書ではドキュメンタリーというより小説風に進展していくため非常に感情移入しやすく考えさせられました。ルポなどにありがちな淡々とした展開ではなく会話が非常に多い構成であるためとても生き生きとした内容に仕上がっています。

 本村さんの怒り、やるせなさ、無力感などが自分のこととして感じられる非常にすばらしい書籍であると感じました。法律に無関心な方も少年法について考えさせられるでしょうし、普段自分が不幸であると感じている方も現在の幸せを感じられるようになるかもしれません。人により感じ方はそれぞれだと思いますが読者に何らかのインパクトを与えることができる力のある書籍です。間違いなくお勧めの1冊です。
2008-11-10
久々に出会った読みがいのある本
この事件にはずっと関心があった。
さっと読めてしまった
特に驚いたのは犯人の今の心境をつづった「最終章」である。
「死刑になってほっとした・・」これは意外であった。

しかし読んだ後はとても複雑な気分で、なんともむなしい気持ちとなった・・・
裁判に勝っても弥生さん夕夏ちゃんは戻らない・・・・

生と死、少年法などを考える上で本当に読んで良かった。
是非たくさんの方に読んでもらいたい。
2008-10-31
多くの事を伝えてもらえました。
悲惨な事件の内容もこの本の大切な内容ですが
「裁判のあり方」、「少年法」、「被害者の立場」、そして「死刑」。
「犯罪被害者の会が法律を動かした事」など、多くの事を伝えてもらえました。
そして、正義、愛。多くの事を考えさせられ、心に響く内容でした。
2008-10-27
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