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エディプスの恋人 (新潮文庫)¥460新潮社 0![]() |

筒井さんもかなり無理して書いたのでは
「七瀬ふたたび」で死んだはずの七瀬がなぜか傷もなく美貌のまま主人公。
エディプスはオイディプスとも発音され、ギリシア神話の王ライオスとイオカステの子でのち王となる。ライオスは息子に殺されるとの神託を受けエディプスを捨てた。のち、心ならずも老人(実はライオス)を殺し、スフィンクスの謎かけを説き王となる。先王の王妃(実は母)を妻として4人の子を得る。やがて、知らずして父を殺し、母と交わったことを知り両眼をえぐり王位を捨てて放浪する。
エディプスコンプレックスは精神分析の用語で・・人は幼児期において異性の親に対し近親相姦的愛情をいだき、同性の親を憎むという経験を持つが、これは自他ともに容認されないため意識にとどめる事ができず無意識内に抑圧される・・この心的表象(コンプレックス)をいう。
でもこの作品はそんな思索めいたことはなく、筒井の世界観、超絶対者、母親の息子に対する溺愛・過剰防衛、近親相姦などが混じっていて安っぽく無理を感じます。
エディプスはオイディプスとも発音され、ギリシア神話の王ライオスとイオカステの子でのち王となる。ライオスは息子に殺されるとの神託を受けエディプスを捨てた。のち、心ならずも老人(実はライオス)を殺し、スフィンクスの謎かけを説き王となる。先王の王妃(実は母)を妻として4人の子を得る。やがて、知らずして父を殺し、母と交わったことを知り両眼をえぐり王位を捨てて放浪する。
エディプスコンプレックスは精神分析の用語で・・人は幼児期において異性の親に対し近親相姦的愛情をいだき、同性の親を憎むという経験を持つが、これは自他ともに容認されないため意識にとどめる事ができず無意識内に抑圧される・・この心的表象(コンプレックス)をいう。
でもこの作品はそんな思索めいたことはなく、筒井の世界観、超絶対者、母親の息子に対する溺愛・過剰防衛、近親相姦などが混じっていて安っぽく無理を感じます。
2008-12-07
狙いすぎかなぁ。
七瀬、みたび、ですが、
『七瀬ふたたび』で、
衝撃的なエンディングを迎えましたが、
もう一度、
というのは嬉しい。
と思っていたら、
なんとも意外な方向へ。
SFには違いないけど、
壮大な展開。
で、
その落ち、みたいな。
嬉しいけど、
なんか、
寂しい3冊目でした。
ちょっと哲学的過ぎたかな。
『七瀬ふたたび』で、
衝撃的なエンディングを迎えましたが、
もう一度、
というのは嬉しい。
と思っていたら、
なんとも意外な方向へ。
SFには違いないけど、
壮大な展開。
で、
その落ち、みたいな。
嬉しいけど、
なんか、
寂しい3冊目でした。
ちょっと哲学的過ぎたかな。
2008-11-29
ファンをSF的に叩きのめし、キャラクターを封印してしまった
あえて三部作の掉尾を飾る作品だと言い切ってしまおう。「家族八景」「七瀬ふたたび」という連作と主人公は同じなのだが、実は前作で話は終わっていたはずだからである。
その謎解きがないままに、物語は大いなる意志に導かれ、否応なく甘美な恋の物語として進んでいく。そして最後に大いなる意志、すなわち母性のエゴイズムの思惑がすべて告白によって証され、その意志に翻弄される人々や自分の存在意義とは何か、という哲学的疑問に昇華していく。
作家が創造した主人公を、意外な人気で引き継いで話を展開した結果、今度は読者の予想もしない地平に物語を引きずり出して、大いなるSF的な解決を見せることでファンを叩きのめし、七瀬を封印した作家快心のシリーズ最終作品と言えると思う。
その謎解きがないままに、物語は大いなる意志に導かれ、否応なく甘美な恋の物語として進んでいく。そして最後に大いなる意志、すなわち母性のエゴイズムの思惑がすべて告白によって証され、その意志に翻弄される人々や自分の存在意義とは何か、という哲学的疑問に昇華していく。
作家が創造した主人公を、意外な人気で引き継いで話を展開した結果、今度は読者の予想もしない地平に物語を引きずり出して、大いなるSF的な解決を見せることでファンを叩きのめし、七瀬を封印した作家快心のシリーズ最終作品と言えると思う。
2007-09-09
本当のショック
確かに前の2作に比べると話の密度も面白さも低いんだけど…、ショック度・重要度ではトップですね。読んだ回数は圧倒的に「七瀬ふたたび」が多いんで星4つにしましたが。
他の方が書いてらっしゃる「神」の事や「宇宙」の事は割りとどうでもよくて、とにかくラスト。これ、筒井さんが常々言ってる「虚構性への挑戦」の、最初の成功作だと思います。
現実と虚構、本を読んでる自分はじゃあ一体どこにいるのか?この世界は何なのか?高校生の時に読んで、何が何だかわからなくなってナタで脳天かち割られた気持ちで、しばし呆然としました。翌日、学校へ向かった時も、それ以降も、ずっと現実感が無かった、この世界に。
他の方が書いてらっしゃる「神」の事や「宇宙」の事は割りとどうでもよくて、とにかくラスト。これ、筒井さんが常々言ってる「虚構性への挑戦」の、最初の成功作だと思います。
現実と虚構、本を読んでる自分はじゃあ一体どこにいるのか?この世界は何なのか?高校生の時に読んで、何が何だかわからなくなってナタで脳天かち割られた気持ちで、しばし呆然としました。翌日、学校へ向かった時も、それ以降も、ずっと現実感が無かった、この世界に。
2007-08-07
才能を爆発させた一作
シリーズ一作目が好きな人には、この作品が苦手な人が多いようだ。私は小学生の時に読んで、恐怖のあまりトラウマになってしまった。それと同時に筒井作品を深く読むようになった記念碑的作品でもある。七瀬三部作は是非10代で読んで欲しい。
2007-04-17












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